天神祭 鳳神輿を担ぐ2

さて、いよいよ私の鳳神輿デビューです。

神輿の下に入り、肩に担いで合図の笛を待ちます。
すごい緊張感。。

ピーーーーーーー!!!!

きたーー。

えええええええええい。

え、、おおお
担げた!!(恐らく他の屈強な男達ののおかげですが)

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神輿を無事担いで、勇壮に歩き出します。
時折、肩に今まで感じたことの無い重さがかかります。

ピ ピ ピ そ~れ ヨイ! ヨイ! ヨーイ!!
と伝統の掛け声と共に前へ前へ。

沿道には沢山の見物人がいて
皆、励ましの声や、共に掛け声をかけてくれたりします。
そんな中で情けない姿をさらすわけにはいきません。

掛け声と共にどんどん前に進みます。

しかし、神輿の重さが、だんだんと重く感じるようになり、
そろそろ限界。交代しないかな~。。と
疲れを感じ始めた時に
目の前に、その光景が現れました。

前方の沿道の両サイドに多くの浴衣を着た女性達
それぞれの手にはお盆と、その上に水の入った大量のコップ
コップの一つ一つを丁寧に、
お疲れ様です。 頑張ってくださいと
手渡ししてくれるその姿
なんて美しく、眩しい光景
思わず感動してしまいました。

日本女性の気配り、奥ゆかしさ
思わず、疲れも飛んでしまいます。

ここで、差すぞーーーー!!の合図がありました。
”差す”というのは肩に担いでいる神輿を頭上まで一気に押し上げる事です。
しかし、男達はこの場では皆やはり
気合がみなぎっています。
ピーーーーーーーー!差せぃーーーー!

ドリャーーーーと先程までの限界感が嘘のように
神輿が直上にあがります。
決まった!!

思わず沿道の方達からも大きな拍手が

ここで神輿を下ろせの合図があり
各自、浴衣の女性たちから水を受け取り
最後に御礼の”大阪締め”

大阪締めというのは
わかりやすく言うと 三本締めのようなものですが
こんな感じです。

打ちまーしょ
パン パン (手拍子)
もうひとつ せー
パン パン (手拍子)
祝うて三度
パパン が パン (手拍子)

なかなかカッコいいです大阪締め。

天神祭 鳳神輿を担ぐ1

大阪を代表する夏祭りといえば、大阪天満宮の〝天神祭”
1000年以上の歴史と格式を誇るお祭りです。
平安時代から続くって書いた方が凄みがわかりますかね。
大阪では天神祭が始まると、いよいよ夏が始まります。

縁あって 今年は天神祭の鳳神輿に初参加をする事が出来ました。

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鳳神輿です。天神祭りの花形神輿です。
総重量およそ2トン
担ぎ手の総数は1グループおよそ70人

これを2グループで交代しながら担ぎます。
ひとり当たりの重量はおよそ30kg
ちなみに、そんな重いもの肩に担いだ事なんてありません(笑)

しかも、この日は、この夏始まって以来の最高気温。
普段はクーラーの効いた部屋にいる身としては熱中症もかなり心配です。
果たして、僕にこの大役を完遂できるのか???
とても不安です。

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先ずは神輿の正装に変身。
頭:天満宮の手拭い
服:鳳神輿の法被
ズボン:なんというか知らない。
胸:胸が苦しいくらいサラシ巻いてます。
腰:天満宮の小物入れ
足:足袋

祭りと聞くと血がたぎる男の雄姿です。
外国の観光客の方にも写真を
たくさん撮られ、まるでスター気分。

悪くないです。
サラシがきつくて、自然と気合が入りますね。

さてさて、着替えが終わり、集合がかかりました。
いよいよ始まります。

まず神輿の責任者から安全に無事生きて帰れるように
注意事項がありました。

それによると
1.水分補給をしっかり、熱中症予防のタブレットも頻繁に摂取すること
2.神輿は垂直に担ぐのでなく、体を斜めに担げ!神輿の左右で”人”の形で担げ!
3.責任者の言う事は聞け

これを心に刻んで、必ず生きて帰りたいと思います。